本, 今市 太郎

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無料ダウンロード何か変だよ日本人のツイッター ネット炎上先進国日本におけるソーシャルの逆襲 pdf - 日本語版の本格導入からほぼ5年でツイッターは国内でも重要な役割を担うメディアへと成長と遂げてきたと言えるだろう。しかしその反面、日本でのソーシャルメディア利用の中でもツイッターに関しては、導入当初に期待されていた今までにない知のクラウドソーシングや情報のリアルタイムインテグレーションといったプラスの面とは逆に匿名環境下で繰り広げられる日本独特の利用実態が徐々に重苦しい言論スペースへとソーシャルの場の雰囲気を大きく変貌させてきているとともに個人にとっても企業・組織にとってもこれまで経験したことのない問題、つまりソーシャルリスクを格段に高めることになってきている。特にここへ来て頻繁に起こるようになったツイッターでの炎上は日本を他国に類を見ないネット炎上先進国の座へと引き上げようとしている。しかもそこにかかわることになる者は著しく疲弊を強いられ、SNS本来のベネフィットを享受するどころではない極めて深刻な状態に陥るケースが続発している。個人の利用もさることながらソーシャルシフトと称してツイッター上でマーケティングをくりひろげようとしてきた企業も、ソーシャルメディア自体でビジネスをしているところを除いては総じてその運営に疲弊しはじめている。明らかに当初の目論見と実態が異なってきているのだ。はじめはいいことだらけにみえたソーシャルメデイアがだが、今やサプライヤーサイドの想像もつかなかったような形でのネット市民からの逆襲がはじまっており、個人も企業も予想以上の大きなリスクに直面することとなっている。その状況はもはや他人事のようにソーシャルメディアの功罪論を語っているレベルではなくなっているのだ。本書ではこれまでのツイッターの国内における時系列的な発展の経緯とともに今一体何が起きているのかをご紹介しながら、今後個人にも組織・企業にも降りかかるこのソーシャルリスクを考えるとともに、一体こうしたソーシャルメディアの利用に意味があるのか？どうすれば価値を維持・拡大できるのかについて考えてみたい。

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