ゲンロン6 ロシア現代思想I
本, 東 浩紀
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- タイトル: ゲンロン6 ロシア現代思想I de 東 浩紀
- ISBN: 4907188226
- ファイル名: ゲンロン6-ロシア現代思想i.pdf
- 発売日: 2017/9/22
- ページ数: 366ページ ページ
- 出版社: 東 浩紀
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ゲンロン6 ロシア現代思想I epubダウンロード無料 - 内容紹介 革命100周年に問う、共産主義崩壊後のもうひとつの現代思想。 バフチンの再評価からナショナリズムの隆盛まで 資本主義と宗教回帰のあいだで問われるロシア的なものとは? 翻訳・年表・座談会で徹底分析。 小特集「遊びの哲学」では、ベルナール・スティグレールの講演を本邦初訳で紹介。 さらに東浩紀を聞き手とするインタビューを収録し、遊びをめぐる哲学の最先端に迫ります。 目次 受信と誤配の言論のために 東浩紀 ■特集 ロシア現代思想I [共同討議]ロシア思想を再導入する 貝澤哉+乗松亨平+畠山宗明+東浩紀 ◯論考 敗者の(ポスト)モダン 乗松亨平 ザハール・プリレーピン、あるいはポスト・トゥルース時代の英雄 松下隆志 第四の政治理論の構築に向けて アレクサンドル・ドゥーギン コミュニズムにおける否定性 アルテミー・マグーン ◯付録 ロシア現代思想見取図 ロシア現代思想重要人物10人 ■小特集 遊びの哲学 [導入]オタクたちよ、世界ゲームまであと一歩だ! 石田英敬 [講演]有限のゲーム、無限のゲーム ベルナール・スティグレール [インタビュー]無限のゲームから意志と欲動の政治哲学へ ベルナール・スティグレール 聞き手|東浩紀 司会|石田英敬 ■第一回ゲンロンSF新人賞受賞作 ガルシア・デ・マローネスによって救済された大地 高木刑 ■連載 [随筆]新しい目の旅立ち[第3回] プラープダー・ユン [論考]他の平面論[第5回] 黒瀬陽平 [論考]独立国家論[第5回] 速水健朗 [論考]ダークツーリズム入門[最終回] 井出明 [コラム]福冨渉/安天/辻田真佐憲 [創作]海猫沢めろん ■English Translations and Abstracts 著者について 東浩紀(あずま・ひろき) 1971年生まれ。東京都出身。哲学者・作家。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。株式会社ゲンロン代表、同社で批評誌『ゲンロン』を刊行。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(講談社)、『弱いつながり』(幻冬舎)など多数。2017年4月、2年半ぶりの単著『ゲンロン0 観光客の哲学』(ゲンロン)を刊行。
ゲンロン6 ロシア現代思想Iを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
今まで、ロシアの思想に目を向けることは、殆どありませんでした。しかし、ロシア革命100周年を記念して様々な思想系の雑誌がロシアの思想を取り上げ始めました。それで俄然私も関心が出てきて、今回この本を手に取ってみました。 結論から言いますと、「よく分からなかった」というのが正直な感想です。というのも、知らない名前や概念が怒濤のように押し寄せてくる文章だったからです。しかし、得るものがなかったというわけではありません。それは日本とロシアが非常に似た境遇にあり同じ問題を共有しているという点です。具体的に言いますと、日本もロシアも西洋に学び近代化するわけですが、そこには西洋的なものと西洋的でないもの(自国の文化)との葛藤が常に生じてしまいます。この状況をいかに乗り越えていくかが非常に重要であるというのが主な趣旨です。 ただ、座談会の中で、日本はアメリカやヨーロッパからも米露の鏡像性からも距離をとってロシアのことを眺められると言っている人がいます。これは余りにお粗末な考え方だと言わざるを得ない。なぜなら、日本は明治維新以来、西洋の文物や思想を大量に輸入しており、とりわけ戦後のアメリカとの関係を考えれば、政治的にも文化的にも多大な影響を受けているわけです。そのことを無視して、日本だけがロシアを客観的に評価できるかのごとき発言は余りにも無知というほかないのです。しかし、この発言はスルーされて議論は進んでいくのです。ここに多少違和感を覚えましたが、全体の議論は概ね興味深く読みました。一番面白かったのは、武者小路実篤の「新しき村」や「ポリティコン」を取り上げていたところですかね。
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